食中毒とは何?

化学物質や有害な微生物を、体の中に取り入れたために起こる健康障害が、「食中毒」です。 胃腸障害がでることが多く、嘔吐や腹痛が主な症状です。  風邪に似た症状が出ることもあり、発熱や倦怠感が症状として、出てくることもあります。 赤痢やコレラなども同じ様な症状が出ます。 現代では予防できますが、赤痢は大腸から感染して、下熱、発熱、血便、腹痛などをともないます。 コレラは、コレラ菌が病原体であり、口から感染します。

1994年までは赤痢やコレラなどの感染症による胃腸障害は、食中毒とは違うものでした。 この年の4月に感染症に関する法律が、出来上がり、実施されました。 原因となる物質がどんなものであっても、飲食による健康被害がおこれば、すべて「食中毒」と分類されるようになりました。 したがって現代では、赤痢やコレラも「食中毒」と分類されています。 赤痢とコレラへの感染は日本に住んでいる限り、さほど心配ではありませんが、「大腸菌O157」は1996年に学校の給食から感染して 大きな問題になりました。とても感染力の強い菌です。他には「ノロウィルス」や「赤痢菌」などには注意が必要です。

抵抗力の弱い乳幼児や高齢者が感染した場合は、症状が重くなるので注意が必要です。 高齢者や乳幼児に限らず、腹痛、下痢、発熱などの異変を感じたら、すぐに医療機関の受診することが懸命な判断です。 ですが、食べ過ぎや飲みすぎ、ビタミンの欠乏などにより、「食中毒」と似たような症状が現われます。 ですが食中毒でありません。 ガラスなどの異物が混入したり、熱いものを食べてやけどした場合も同じ事が言えます。